ヒロアカ308話「全力!!」の感想を連ねていこうと思います。
前回は避難を拒む市民たちを説得する真堂たちの前にマスキュラーが現れデクが参戦したところで終わりましたね。
マスキュラーとデクの戦いに注目です。
308話あらすじ
真堂を抱えてビルの上に立ち尽くすデク。
下にはかつて林間合宿で先頭を交えた「血狂いマスキュラー」が笑いながら見ている。
「忘れないわけがない!会いたかったぜ緑谷!!」
マスキュラーはデクに負けたことに対して苛つきはない。これはかつてプロヒーローウォーターホースに目を奪われたが恨みがないのと本質は同じ。
根っからの戦闘狂である証だ。
マスキュラーの本気の目は即席で作った岩の義眼。無理矢理嵌め込みデクと交戦する。
「あの時の愉しさを知ってしまった、忘れらるわけがない」マスキュラーはビルの中腹へ突っ込み、ビルをひっくり返しデクの足場を奪う。
デクは下におり中瓶と合流、すぐさま真堂を引き渡す。
「ヨーくんのばかっ!」涙ながらも真堂の安全を喜ぶ姿が見える。
煙で覆われているため誰かは判別できないが中瓶も仮免試験時に聞いたことのある声であることを認識。
「多すぎたかも…」
「ああ制御域を超過している 煙幕出し過ぎ」
六代目煙の個性は煙幕。彼の個性のおかげで煙幕を自在に張ることができるようだ。
OFAは8代にわたって培われた力、制御が効かなくて当然。だからこそここは力を抜こう。君はぼくらの個性を尊重しすぎている、道具だと思って使うんだ。
冷静な煙の意識がデクに流れ込む。
煙幕により地上の視界を奪い、個性「浮遊」を使い空中戦に持ち込む、すぐさまマスキュラーが追撃してくる。
危機感知でマスキュラーの攻撃を避け、黒鞭で被害の少ない川へ叩き込む。
でっかい敵は難しい。ねじれが言ったように被害を出さないことが難しいのだが、デクはそれも意識できているようだ。
マスキュラーは小細工を嫌い力と力をぶつけようとデクを煽る。
デクは死柄木とAFOの居場所を聞くがマスキュラ―は知らない様子。まともに応対してくれない彼にデクは「何でそこまで暴れたいんだ」と問いかける。
デクは今まで戦ってきた相手たち、もしかしたら自分が彼らの心を知ることで何かが変わっていたのかもしれない。
戦うことには変わりないが「せめてその心の奥底を…」OFAは救うための力、デクの心にはそれが宿っているよう。
マスキュラ―が出久めがけて飛び出すが体が異変を起こす。
疲労、そして真堂との戦闘が積み重なり筋肉が剥がれ落ちていく。
デクはそれを見逃さなかった。彼の十八番「戦闘における分析」、向きになるマスキュラ―をスマッシュで一撃。
かつてぼろぼろになりながら辛うじてつかんだ勝利とは全く異なる形。
マスキュラ―を圧倒したデク、OFAの成長とともに著しい進化をとげた主人公がそこにはいた。
次回へ続く。
マスキュラ―がデカくなっている
林間合宿の時よりマスキュラ―が本調子に見えますね。
圧倒的に筋肉量が多く、パワーも上がっているようです。
前回は崖をえぐっていましたが、今度は20階はあるであろうビルの半分を腕力で持ち上げひっくり返すという荒業をやってのけました。
デクとの再会を喜ぶあまり精神的な興奮が個性に現れたのでしょうか。
また義眼をすべて没収されているようで、岩で即席の義眼をつくり無理やり押し込むあたりやはり異常です。
6代目の個性は「煙幕」
6代目「煙」の個性は「煙幕」、名前と個性が紐づいたパターンですね
両親が煙幕に近い個性の持ち主だったと思われます。
煙幕の主な活用方法は目くらまし。戦闘向けではないことがわかります。
ですが今のデクにとっては世間から姿を隠す必要があるだけでなく、戦闘において相手の視界を奪える強力な個性となっています。
OFAの意識ではデクの思ったこともすぐに歴代継承者に伝わってしまう様子、戦闘しながら教師としてアドバイスを送る6代目の姿には威厳すら感じます。
この調子で2代目、3代目の個性も早く見たいものですね。
次回
デクが複数個性を操る一方で脱獄たちは街を荒らしていく。
これが終わるのは「AFOを完全に倒すまで」となりそうですが、いったい誰があの怪物を倒せるのか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。