【ヒロアカ本誌】

【ヒロアカ】313話感想 3代目の個性は「分身」?発勁の意味とは

ヒロアカ313話の感想を連ねていこうと思います。

前回は元公安ヒーローレディ・ナガンの登場、そして戦闘となり終わりました。

今回はデクvsレディナガンが見れそうですね。

313話あらすじ

オールマイトが乗った車はグレネードで襲撃されたが、車には傷がついていない。

「エクセレスでなければとっくに壊れていた」

かつてオールマイトの友人、デヴィットとともに乗り回していたマシンだろうか。渋いデザインである。

オールマイトの前には二人の新たなヴィラン、槍型のミサイルを打ち込み車ごと破壊されるも脱出。

「あのやせほそった感じ、もうオールマイトは死んだんだ!」モブヴィランに舐められるもオールマイトは気迫で圧倒。

「あの子に何かあった時が、私の死だ!!!」

怯むヴィラン、おそらく簡単に切り抜けただろう。

一方デクはレディナガンが長距離戦を得意とする情報から蛇行しながら接近することを画策する。

しかし彼の目論見とは裏腹に何故か背後から弾丸が飛んでくる。かろうじて4thで回避するも2段目は真上から、流石に避けれず脇腹を掠める。

「AFOの刺客ならば、当然個性を与えられているじゃないか!なぜ気づかなかった!」

余裕の笑みを浮かべるレディ・ナガン。エアウォークを簡単に扱い、移動式固定砲台となった彼女は圧倒的に優位である。

連射されたら勝ち目はない、そう感じたデクは6thの個性「煙幕」を出せる限界まで引き出し視界を遮る。

「へいへいへい9代目!前に言ったこともう忘れたのか?」

OFAの意識の中から6代目が問いかける。先のマスキュラー戦で指摘されたばかりのこと。煙幕の張り過ぎは自分自身の首を絞めているということを気づかせたのに同じことを繰り返すデク。

その真意は現状の打開にあった。

いきなり屈伸をし始めると6thが勘付き「それ、危ないよ。推奨しない」と言い残す。

そこへ3代目が現れる「君のやろうとしていることはわかる。しかし今はまだ達していない」という。複数の個性を扱いながらの並列処理はもう少し訓練を積んだ後ではないと失敗に終わると踏んでいる。

しかしデクは「遅すぎる」といい「レディナガンが終わったら次は死柄木、AFOだ。今ここで習得します!!」

「3rd 発勁」

煙幕の上空から監視していたレディナガンは煙幕から飛び出る影を捉えすぐさまスナイプする。

しかし当たったのはグラントリノのマフラーを纏った黒いモヤモヤ。

同様に3箇所からデクのコスをつけたものも出てくるがこれらもフェイク。レディナガンは持ち前の技術で3つともすぐさま狙撃するがその隙にデクが近くの高層ビルの屋上を突き破りナガンを捕捉。

3rdの個性を使いこなし、デクが優位にたった。

次回へ続く。

3rdの個性は「分身」?

デクがついに3rdの個性を発動しました。結構気になる点がいくつかありますね。

・「発動」ではなく「発勁」と言ったこと

・黒いモヤモヤが自立して動いていたこと

ですね。

発勁とは

発勁(はっけい)とは、中国武術における力の発し方の技術のこと。元々中国語には発勁という熟語はないが、発と勁で「激しく力を発する。」という意味ともとれる。楊式太極拳の第三代伝人の楊澄甫の弟子である鄭曼青によれば「左莱蓬老師曰く『力は骨より発し、勁は筋より発する』」と主張している。この論は形意拳大師の郭雲深の『三歩功夫』にも重なる論である。

専門的に中国武術を修したことが無い者には『勁』を超能力じみたものと誤解する向きがあるが、武術(中国の武術以外にも気は存在する)における「気」とは、体の「伸筋の力」、「張る力」、「重心移動の力」などを指し、超常のものではない。勁を鍛えるため、様々な鍛錬(中国武術では練功という)を行う。また、「力む」と屈筋に力が入ってしまい、「張る力」を阻害するため逆効果であるともされる。

wikipedia

発勁とは中国武術における用語らしい。この言い方をした理由は

・3rdが中国武術に携わっていたもの

・彼の個性が中国の歴史に根差すもの

と考えられます。個性的には黒いモヤモヤを自立させ動かすような個性。またデクは発動前に何故か屈伸を繰り返していますね。

もしかすると自分自身から黒いもやを作り出し「分身」として活動させることのできる個性、または黒いもやに対して「命令を与えて操作できる個性」なのかもしれません。

後者はちょっとだけ心操に似ているかもですね。

次回

レディナガンが捕らえられ、デクが優勢となりましたが元公安ヒーローがこのまま終わるとは思えません。

近接戦闘の心得もありそうなのでデクがちょっと心配です。それとオールマイトは久々に一瞬マッスルフォームになったりしないでしょうか、期待です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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