更新が遅れてしまいました。取り返していきましょう。
まずは300話「地獄の轟くん家2」の感想ネタバレを書いていきます。
前回はタルタロスにAFOの操った死柄木が突入し脱獄を促して終わったところ。
今回はどうなるのか?
300話「地獄の轟くん家2」あらすじ
タルタロスの脱獄ニュース、加えて以前から噂になっていたハイエンド脳無の存在、この二つが重なりヒーロー社会は体裁を崩しつつある。
脱獄犯らは平然と強盗、暴行を町で繰り広げるもそこにヒーローの姿はいない。
市民たちもヒーローに頼る様子はなく、デトネラット社が製作したサポートアイテムを頼りに応戦。
当然素人が扱うアイテムは不必要に街を破壊してしまう。トップ10ヒーローウォッシュが到着たがその現場は悲惨だった。
ウォッシュは到着したが、市民からは罵声を浴びせられる。ヒーロー社会の体裁が保てなくなった一面が見えてしまった。
時を同じくしてトップ10ヒーロー、ヨロイムシャが引退を表明。ヒーローをよく思わない社会にヒーローとしてい続けることから逃げたと批判を受ける。
市民を助けるのが当たり前とされていたヒーローに非難の声が、グラウンドゼロのオールマイト像には「I AM NOT HERO」との看板をかけられる始末。
そこにはステインの姿も。かれも脱獄した1人だった。
No1ヒーローエンデヴァー1人に責任がのしかかる。荼毘が燈矢とわかり精神的にも参ってしまう。
そこへ轟一家が集結、療養していた母・冷も登場し燈矢のことを話すという…
次回に続く。
ヒーロー社会への不信感
市民は個性をいたずらに振り回す悪党たちに恐れをなし、それをなんとかするのが本来のヒーローの姿。
当たり前なことができていないヒーローはヒーローなのか?ヒーローとはいったいなんなのか?
プロヒーローは税金による報酬で成り立っている。市民の怒り、不安も尤もなこと。
かつてNo1ヒーローオールマイトは理想的な存在だったでしょう。市民には不安があってもすぐに解決してしまう最高のヒーロー、現在はというとNo1の息子はヴィランに、No.2の親父は犯罪者。
自分らを守ってくれるヒーローの人格が疑われてしまうと、精神的な支えも揺らいできてしまいます。
ステインが口を酸っぱくして言っていた「ヒーローとは見返りを求めてはならないもの」という言葉が響きます。
もはやボランティアに近い活動、それが社会にとって理想的であるならば、ヒーローは心がそうとう綺麗でなくてはならないですね。
これに耐えられないものは今回の騒動に乗じて引退していったのでしょう。
轟一家集結
轟冷が夫・炎司へ対面するのは何年振りなのでしょうか。
DVから二人を隔離、冷は精神療養として長く入院生活を送っていたはずです。
焦凍へやけどを負わせてから接触していないと考えると約10年ほど疎遠だったはず。
いきなり目の前に現れたエンデヴァーもびっくりだが、冷が思ったより動じておらずむしろ強気な態度。そして相変わらず美人。
長男である燈矢を見てみぬふりをしたのは私たち家族だと、責任をエンデヴァー一人に押し付けず背負っていく覚悟が見えました。
荼毘は家族愛が欲しいのか?最終的には荼毘を救う方向へと向かいそうだが、その半ばで達成できなさそう。
荼毘は関係のない人の殺人を行っているため、家族に戻るのは難しいでしょうか。
また謎が解決していません。荼毘はどうやって生き残ったのか?顎の骨が見つかる(顎が焼け落ちた)重症にもかかわらずなぜ存命できたのか?
ここに新しい真相が眠っているとにらんでいます、やはりドクターが関与するのかな?
まとめ
ヒーロー社会は見返りを求めない。
これが究極論ですが、そんな綺麗な人間はいるのだろうか?ステインの理想論はオールマイトという絶対的ヒーローの復活なしには実現できないかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。