さて、今回もヒロアカ287話のネタバレと感想を書き連ねていこうと思います。
あらすじ
ワンフォーオールの意識の中で再び遭遇する志村菜奈とAFO。
「君の祖母にして無能な哀れな志村菜奈がそこにいる!」と煽るように死柄木に説明するAFO。
さらに臓器移植後の人間の性格や嗜好が変化するように個性も同様、個性因子にはその者の意識が宿るのだという。
AFO、初代ワンフォーオールは共に個性に直接干渉できる人間であり、ワンフォーオールにはAFOの意識、歴代継承者の個性が引き継がれているため、現在精神世界に存在する。
状況が掴めたが死柄木は間髪入れず「あんたもしっかり憎んでいるよ おばあちゃん」と敵意を表す。
死柄木の崩壊がワンフォーオールを奪おうと侵食するも、志村菜奈と初代がそれを抑える。
初代は「僕たちはそちら側に行かない この子の中にいることを選んだ」とデクを認める。死柄木の崩壊は届かず個性を奪えない。
AFOは「力を合わせれば奪える!こんなに素晴らしい力を持ってしても友達も先生も守れない、どころか守られて!挙句怒りに身を任せ地に伏せているだけだ!!」と罵倒し
「出来損ないに渡ってしまったことが間違いだって わかってるんだろ!?」と初代に問いかける。
初代は「間違いじゃない 常軌を逸するほどの救ける思いに取り憑かれた少年 ぼくらはこの子についていく」と、AFOを否定する。
上空で弾けたデクと死柄木、個性は奪われなかったもののこれよりも動かれると手のうちようがなく、もう動かないでくれと懇願するデク。
一方マキア。
死柄木が暴れてることを知り荼毘は「さっそくヒーロー社会を崩壊させる準備をしよう」という。
トガちゃんは「人を助けるのがヒーロー、それじゃあ仁くんは人じゃなかったのかな…」
「デクくんとお茶子ちゃんに聞きたかったです、返答によっては…大丈夫です」
死柄木のもとへ増援が急接近。次回へ続く。
ワンフォーオールの秘密
ワンフォーオールの精神世界は初代の個性に秘密がありましたね。
初代の個性は「個性を渡す個性」、言うなれば譲渡する者の個性因子を変化させる作用があるため、その意識も代々引き継がれるということでしょう。
初代の個性因子には「力をストックする個性」を与えたAFOの意識も乗っているはずですから、デクが見てきた精神世界にも登場したのでしょう。
現に今ワンフォーオールの意識にいる生人のAFOがおり、さらにはデクの現状を意識を通して知っている…となると過去オールマイトらが個性を持っている時も離れた場所でも現状を知ることができたのでしょうか?
これは内通者問題に大きく関わってきます。
デクを通してその場の現状を知れるなら、内通者は無意識にデクが流してしまったことがわかるからですね。
これは後ほど考察したいですね。
荼毘の言う準備とは?
荼毘はヒーロー社会を崩壊させるための準備を始めようと言います。
ホークスとの会話の中で荼毘が只者ではないことがわかっていますが、具体的にどのようなことをするのでしょうか。
ホークスの驚きからして、荼毘はヒーロー社会をひっくり返す権力、立場にある人物かもしれません。
例えばヒーローの考案と内密につながっており、内部から崩壊させるとか。
エンデヴァーと交戦中に対して、そりゃあいいと言ってるのも気になります。
エンデヴァーに固執する彼が何を企むのか、見ものです。
トガちゃんの考え
人を助けるのがヒーロー、トゥワイスは人ではないのか?
これに関してはかなり共感できるでしょう。
立場は違えど、人を助けようとした人を殺したのはヒーロー。
それがまかり通るならば、ヒーローとヴィランは何が違うのか?何をもって線を引くのか?
デクとお茶子の回答次第ですが、正解はないでしょう。
人に危害を与えない者、それがヴィランではないということしかいまは言えない気がします。
次号
来週は
・死柄木の戦闘不能
・マキアの到着
この2点が進展されると思います。またお茶子とトガちゃんの接触もありそうですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。