このページではヒロアカの主人公・緑谷出久(みどりやいずく)のプロフィールや個性を中心に紹介します。
それだけでなく彼がどのような印象を与えているのか、隠されている秘密は何か?というところまで探りたいと思います。
緑谷出久(みどりやいずく)のプロフィール・個性
名前 | 緑谷 出久(みどりや いずく) |
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ヒーロー名 | デク |
年齢 | 16歳 |
出身中学 | 折寺(おるでら)中学校 |
個性 | 無個性⇒ワン・フォー・オール |
本作の主人公。
無個性ながらもNo1ヒーロー・オールマイトに憧れ彼のようなヒーローになりたいと志す少年。
ダークグリーンのぼさぼさ頭にそばかすがトレードマーク。
心優しい少年であるが、一見頼りない一面も多く見せる。
ある日あこがれのヒーロー・オールマイトに個性の譲渡を提案され、無個性⇒ワン・フォー・オール継承者となり、ヒーローを目指すため超難関雄英高校への入学を志望する。
雄英高校入学
ヒーローを目指すも無個性のデクは、偶然オールマイトと出会うもそれがきっかけで夢を諦めてしまう。
ヴィランに襲われていた爆豪を見たデクは、無個性にもかかわらず救出に飛び込み、その姿をみたオールマイトは彼を継承者に決め、ワンフォーオールの譲渡を決意した。
その後入試までの期間、オールマイトによるアメリカンドリームプラン(朝から晩まで分単位で計画された猛特訓)をこなし、最終的にはゴミだらけであった海浜公園を自力で復活させてしまう。
デクはただプランをこなすだけでなく、アメリカンドリームプランに加え追加のトレーニングを自主的に取り入れていた。このため入試3か月前にぶっ倒れる。
デクは「雄英に入るだけじゃダメなんだ きっと追い付けない」と自分に厳しくしていることを明かす。非常にタフネスのたまものである。
オールマイトからは「行動派オタク」と評されたこともあり、目標に対して妥協しない性格であることがわかる。
入試当日にはこけそうになったところを「お茶子」に助けてもらい、知り合いになる。デクは女子耐性がないためか女子と喋っただけで顔を赤らめ興奮してしまう。
実技試験では、説明時にぼそぼそと気が散ると飯田に注意され、直前にも注意され周囲から一人競争相手が減ったと思われるほど最悪のスタートを切る。
倒しても0ポイントの巨大ロボに対し皆が逃げ惑う中、お茶子が逃げ遅れたのを目にしてなんの躊躇もなく巨大ロボに立ち向かい「スマッシュ」で一掃してしまう。
なんのメリットもないが「救助」を優先したデクの行動は評価され、合格ギリギリラインで無事合格する。
デクはお茶子と飯田と行動することが多く、昼食や登下校を共にする描写がなんどかされている。
オールマイトは入学と同時に教師になるが、ワンフォーオールの秘密の、仮眠室で対面することが多い。(これをネタにした4コマがある)
デクの性格
優しい謙虚な男
基本的に優しい心の持ち主。損得勘定よりも「困っている人を助ける」という気持ちが強く、自分のことをいじめる爆豪がヴィランに襲撃されたときでさえ躊躇なく飛び出してしまう。
親譲りで涙もろく、オールマイトへの感謝を感じるシーンではたびたび涙を流す(大泣き)ことがある。それ以外にも友達から励まされたり優しい言葉や行動をされると感動して涙ぐんでしまうほど。
入試直前に海浜公園を綺麗にできたのを「オールマイトのおかげだ 恵まれすぎている」と勤勉だが謙虚である一面も見せるため、自己評価は低いタイプであることが伺える。
一見おとなしそうに見えるが最難関の雄英高校を受験したりと大胆な決断をすることも多く、オールマイトには「行動派オタク」と評されている。
オールマイトの継承という使命を背負ってからは爆豪に対しても強気な発言をするようになってくる。これは個性をもち同等になった、という理由ではなく、「自分を選んでくれたオールマイトを裏切らない」という強い気持ちの表れでもある。そして、嫌いであるはずの爆豪にも憧れを抱いているため、戦闘中には彼の姿をイメージし口が悪くなる。
戦闘訓練vs爆豪では「勝って超えたいんじゃないかバカヤロー!」など、戦闘時には普段の彼からは想像できない挑発的な発言をすることが多い。
頭脳のほうは優秀であり、難関雄英高校の筆記を難なくクリア、入学後もクラス成績5位/20人と優秀である。
その優秀な頭脳とヒーローオタクの知識を掛け合わせた「ヒーロー分析」が彼が得意とすることである。ヒーローの戦闘を逐一メモすることでヒーローのことを深くすることにめっぽう没頭するタイプであり、その瞬間は「ブツブツ…」と一人でつぶやいている様子が目立つ。梅雨ちゃんには「怖いわ」と言われており、A組の面々には「もはや芸だ」とも思われている。
圧倒的な分析力
デクは無個性時代からヒーローノートを書き留めており、各ヒーローの特徴、個性の活かし方などを十分に把握している。
これは戦闘においてもかなり顕著に表れたびたび窮地を乗り越えられていることが多い。
ヒーローの戦闘知識を糧に爆豪との戦闘や体育祭では、相手の長所・短所を分析しどうすれば勝てるのかを瞬時に分析し行動していることがわかる。
爆豪との戦いでは彼の癖(右の大振りなど)のように性格からも次の手を読んだり、USJ事件では状況をいち早く理解して「自分たちの個性が知られていない」「オールマイトを殺す算段がついている」など核心にたどり着いていたりなど、頭の回転が速いタイプである。
重度のオールマイトオタク
彼はヒーローオタクでもあるが、中でもオールマイトへの熱量は半端じゃない。
そもそもオールマイトのデビュー動画を幼いころから繰り返し見ており、母・引子によると「出久だけで1万再生は増やしてるね」と言っており、かなりの回数をみているようだ。
本人の部屋にもフィギュアやポスターがずらりと並んでおり、寮制度が始まったときにもすでに部屋の中にはオールマイトグッズが飾られていた。
師弟関係にも関わらず、その姿勢は顕在しており、オールマイトが過去サポートアイテムを装着していた事実を初めて知った時は「僕としたことが知らなかったなんて」とお茶子も引くほどの形相で必死に調べていたりする。
このことはスピンオフ作品でもしばしばネタにされている。
絡みの多いキャラ
オールマイト
オールマイトとは師弟関係であり、ワンフォーオールの秘密を共有するため二人の会話描写が作中でもかなりおおい。
デクの教育に熱心なオールマイトは力の使い方を教えるために、学校では人目のつかない場所(仮眠室や敷地内の森)で彼に稽古やアドバイスを送る。
USJ事件の時やvsオールフォーワンなどの時は唯一彼の弱体化と姿を知っているため、周りに正体がバレてしまうのでは?とハラハラしているデクが描写される。
vsオールフォーワンでは世間に正体がバレることになり、オールマイトの引退時に放った言葉「次は君だ」というメッセージをデクだけが違う意味で受け取っている。
引退後もたびたび特訓を付けてもらったり、様々なことでかかわりがある二人である。
爆豪
デクの幼馴染にであるが、その仲は険悪であり(爆豪が一方的に嫌っている)、まともに会話ができない様子。
二人ともオールマイトに憧れヒーローを目指してきたが、爆豪は無個性のデクを馬鹿にして格下に見る。
雄英高校に入学したデクに対して焦りを感じ始め、デクを一方的に挑発したり、威圧したりと仲が悪い掛け合いの描写がよくされている。
オールマイト引退後、デクが爆豪に向けてはなった言葉の意味を理解し、デクに直接確認。自分よりも格下のデクが憧れのオールマイトに認められている事実を知り、納得いかない二人は決闘。
「その辺の石ころ」同然だったデクが「ライバル」として認められるようになり、さらにワンフォーオールの秘密を共有するものとしても、会話シーンが多い。
お茶子
入試試験時に互いを助け合ったことをきっかけに仲が良くなる。
飯田と3人で行動することが多く、戦闘訓練でもタッグになったり、体育祭ではチームになって騎馬戦を組んだりと、何かと一緒になることが多い。
出久は爆豪から「デク」という蔑称で呼ばれていたが、お茶子はそれを「頑張れって感じのデクだ!」という風に受け取り、単純なデクは「デクです」とあっさり許諾、以降お茶子からはデクくんと呼ばれるようになる。
デクはお茶子に対して照れていることが多いが、恋愛感情があるのかは不明。
デクの総合評価
個人的な観点からデクのパラメータシートを作成してみました。
こんな感じだと思います。
個人的に制作したものなので、公式ガイドブックだとさらに詳しい解説が乗っていると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。