【ヒロアカ本誌】

【ヒロアカ】305話感想ネタバレ デクの決意に涙のオールマイト

ヒロアカ305話「緑谷出久と死柄木弔」の感想を連ねていこうと思います。

前回はOFAの意識がデクに直接干渉、歴代継承者が登場し7代目志村菜奈がデクに問いかけたところで終わりました。

【ヒロアカ】304話感想ネタバレ 歴代継承者集結 OFAの新たな秘密ヒロアカ304話「緑谷出久と八木俊典」の感想を連ねていこうと思います。 前回はトップヒーローたちが徒党を組み、OFAの秘密に感づく...

それではいきましょう。

305話あらすじ

「君…死柄木弔を殺せるか?」

志村菜奈からの突然の質問に怯むデク。

「君はあの子を見て助けを求めているように見えたとそう思っただろう」

デクは発言はしていないが思ったことは継承者たちに伝わってしまう。

継承者たちはデクの感情を理解できていなかった。

「問題は俺たちには”助けを求めていたようには見えなかった”っていうことさ」

五代目万縄が言うにはあの目は憎しみしか宿していなかった。助けを求めているようには到底感じられない。

死柄木をそのように育てたのがまさにAFO。その目的は「OFAを手に入れるため」だと初代はいう。

万縄と6代目の「煙」、この二人は過去にAFOにOFAの奪取されかけたがいずれも失敗に終わっているという。

OFAを奪い取るには「OFAよりも強い思い強い感情で上まる」こと。AFOは死柄木の強い憎しみを利用して奪い取ろうとしている。

OFAの原点は「AFOに屈しないという強い意志」であり、AFO自身がその感情を持つことは不可能。前提として”AFOを討つ”と言う強い使命を持っている。

そこで死柄木の強い怒りを利用し、自身が死柄木を乗っ取ることでOFAを奪い操ることができるのだと言う。

オールマイトがAFOを討ち達成したかに見えたがAFOはしぶとく生き延びた。

7代目はいう。

「逃げられないと言った後でいうのは卑怯だと思っている」

「孫を遠ざけようと息子と離れ、結果AFOの弟子となってしまった。いくつも失敗を重ねた大人が君に押し付けようとしているのはみっともないと思っている」

「死柄木が巨悪になった後では誰も止められない。」

「君が助けようと思ったものが救いようのない人間でないこともあるだろう」

「その時、君は殺してでも彼を止める覚悟があるかい?」

継承者がデクの返答に耳を傾ける。

デクは答える。

「僕には…困っているように…そう見えた」

「OFAの中に死柄木の意識が侵入してきた時、憎しみのその奥に泣いている子供を感じた」

「今まで戦ってきた敵は折れず、戦って止めるしかなかった」

「彼らの背景を、事情を知っていれば何か違った結果が待っていたのかもしれない」

「戦うことには変わりない。大勢の人を殺した、大事な人を傷つけた」

「でも、OFAは助けるための力なんだとオールマイトから教わったんです。」

「世代を経る毎に、OFAはもう一つ別の意味を持ち始めた。」

「だからこそ僕はあの子を助けたい」

デクの答えはオールマイトが体現した憧れの姿そのもの。「勝って助けるヒーロー」、昔から答えは変わっていなかった。

「だからこそ君について行くんだ」初代の隣で涙するオールマイト、選択を誤ったが弟子には恵まれたと涙する志村菜奈。

そして2代目、3代目は背をむけている。そんな彼らに「そろそろ協力をしてくれ」と初代は問いかける。

次回に続く。

六代目の名前は「煙」

継承者六代目はタートルネックの黒髪の男、その名前は「煙」であることが明かされました。

彼と万縄は実際にAFOにOFAを奪取されかけられたと語っていますので、おそらくそのタイミングが命日となったと思われます。

AFOも「所詮僕に敗れた死人数人」と言っていたので、志村菜奈だけでなく他にも敗れた継承者がいることがわかります。

また七代目の志村菜奈に直接個性を渡したのも彼になります。

継承者の中で一番クールな印象を与えていますね。

デクの決意

死柄木が助けを求めるように見えた、その感情は継承者全員に伝わっていること。

このことにやはり確認しなければならないことがあったので志村菜奈はデクに問いかけたのでしょう。

自らの孫を助けたい、その嬉しい言葉の反面、取り返しのつかないことになってしまう危機感も同様に感じている。

デクのヒーロー像は「助ける」こと。オールマイトがその原点となっている。

デクに個性が継承されたことは本当に良かったことでしょう。

死柄木を助ける方法があると信じて突き進むことを決意したデク。

残りの継承者「二代目」「三代目」はこの決断に呼応してくれるのでしょうか?

次回

OFA周りの秘密が徐々に明かされていきますね。

二代目、三代目の名前や過去が知れると面白いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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