【ヒロアカ本誌】

【ヒロアカ】306話感想ネタバレ 終章開幕「OFAは秘密じゃなくなった」

ヒロアカ306話の感想を連ねていこうと思います。

前話はOFAの継承者たちとデクの対話が済んで終わりました。

【ヒロアカ】305話感想ネタバレ デクの決意に涙のオールマイトヒロアカ305話「緑谷出久と死柄木弔」の感想を連ねていこうと思います。 前回はOFAの意識がデクに直接干渉、歴代継承者が登場し7代...

今週はついにヒロアカ最終章へ突入するようです。

306話「終章開幕」あらすじ

病院で横たわるデクの隣にはオールマイト。

彼も継承者のうちの一人、そして無個性であるが故に唯一OFAの個性そのものに意識を宿した人物。

デクに手を当て、OFA継承者たちの意識、そしてデクの決意・感情が流れ込んでくる。

同じ「無個性」のデクの思いが言葉ではなく感情で伝わってくる。OFAの意識の中ではデクの決意に涙したオールマイト。実世界でも涙を拭いているのがわかる。

病室へ突然の来訪者。ホークスとジーニストがオールマイトを訪ねてくる。目的はもちろん「ワンフォーオール」について。

死柄木と対峙したエンデヴァーが聞いた言葉が無線を通じてさまざまなヒーローの耳に入り、引退したヒーローたちが次々と告げ口をしたことで世間もその秘密を追求せざるを得ない状態だった。

オールマイトとは初対面のホークスだが早速真実を問い詰める。

元々社会の混乱を避けるため、デク自身の安全のため、継承した「OFA」の存在については秘密にすることにしていた。

しかしもはやその段階ではない。決してあきらめない目の前のヒーローを目にオールマイトは「OFAの秘密」を開示することを決意する。

「全てを話そう」

トップヒーローにはその秘密を明かし、根津校長にはOFAの秘密が漏れないよううまく手配してもらうように要請。

ヒーロー社会に対する不満が募った市民たち、エンデヴァーらトップヒーローたちの会見は殺伐とした空気で始められる。

全てを明るみにする。その決意からかエンデヴァー、ホークスも過去のことを包み隠さず話し、市民たちからは落胆の声も上がる。

一人の記者が執拗にエンデヴァーを問い詰めるがそれでも今やるべきことは「ヴィランを排除すること」。

そうすること以外にないのだと、非難も不安も自分だけに向けて欲しい。

「みんなで俺を見ていてくれ」

No.1ヒーローはイバラの道を進むことを宣言した。

ヒーローが減少した今、守る範囲を絞るため格ヒーロー学校の敷地を指定避難所として開放することとなったようだ。

一方A組の寮、それぞれのクラスメイトの扉の前にはデクからの置き手紙が。

「僕の秘密をA組のみんなには伝えなくてはと思い手紙を残しました」

「僕の力はオールマイトから授かった特別なもので、死柄木とAFOは僕を狙っている」

「これ以上みんなと一緒にいることはできない」

突然の報告に戸惑うA組の面々。

ヒーローが辛いとき、誰が救うのか?その命題を考えていたお茶子。目の前の現状に「ばかやろう」とつぶやいてしまう….

そして4月。ビルの屋上から街を見るデク。そして暴れるヴィランを目に

「でっけーヴィラン」

かつて目を輝かせていた頃とは別人となり、目のハイライトも消えてしまった。

終章開幕。緑谷出久は決着をつけるため動き始める。

次回に続く。

OFAが秘密ではなくなった

今回の戦いで死柄木、つまりヴィランサイドからOFAの秘密が開示されそれが運悪く無線でブロードキャストされたため多くのものがOFAという存在を知ることになりました。

元々巨悪の名前が「オールフォーワン」であることも何かしらの関連があると容易に推察できてしまったこともよくなかったでしょう。

世間に公開すると当然デクは通常の生活を送れなくなります。それでもデクが自らA組のみんなに秘密を明かしたのはクラスメイトを大事に思っていたからでしょう。

どこから漏れるかわからない、漏れたとしたらいろんな目で見られてしまう。そのリスクを背負ってでも伝えた。クラスメイトへの信頼もあるでしょう。

そしてオールマイト自らホークスらに秘密を開示。

無個性であるものしか実質継承することのできない個性、デクが最後の継承者となるため「AFOとの決着をつける」という意味でも開示を決意したのでしょう。

現在秘密を知るものは
エンデヴァー、ホークス、ジーニスト、根津校長、リカバリーガール、グラントリノ、塚内警部、雄英高校1年A組となりました。

おそらくA組だけではなく遅かれ早かれB組、ミリオたちにも伝わることでしょう。

個性「ワンフォーオール」はどうなってしまう?

ワンフォーオールは継承者たちの意識、個性因子が引き継がれ蓄積していったもの。

もはや人一人では扱う器とはなりきれず、無個性であるものがその適合者となる。

しかし無個性はデクの世代でもかなりの絶滅危惧種。その上ヒーローのような志を持ったものでなければ意味がない。

そうなるとやはりデクが最後の継承者となってしまうのでしょう。

つまりデクが死柄木、AFOに勝利し、それ以降死ぬまでOFAは誰にも譲渡せず、継承はデクで終わりということになります。

その状態がヒロアカのストーリー「僕が最高のヒーローになる物語」というわけでしょう。

デクにとっての最高のヒーローとは「必ず助ける人物」を指します。

死柄木ですら助けを求めるように見えたデク。

最高のヒーローになるには「死柄木をも救う」ことになりそうです。

次回

デクの最後のカットは印象的でした。精神的に闇落ちはしていないと思いますが、明るい性格は残しておいて欲しいな。

でっけーヴィランは一体誰なのか?戦闘シーンが楽しみですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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