【ヒロアカ本誌】

【ヒロアカ】290話ネタバレ 荼毘の正体が明らかに ジーニスト到着間近?

今週のヒロアカ本誌290話「ダビダンス」ネタバレ感想を連ねていこうと思います。

前回はトガちゃんの涙流しヴィランサイドメンバーの中身が垣間見えた瞬間、今回は果たしてどうなるのか。

あらすじ

315室のテレビすぐ消して!!

そこには轟冬美が入院している病院。なぜかテレビの電波が急激に悪くなり、映し出されたのは上半身や顔が火傷のような皮膚をした青年、荼毘だった。

一方戦場では死柄木がボロボロの姿に、本人の意識はすでになく、操っているのはAFO。

体は限界だが、マキアがいいタイミングで迎えにきたことを都合よく思っている。

焦凍とねじれが死柄木に追撃、2人の個性を称賛しながらオールフォーワンは戦うもやはり限界。

マキアが巨大な爪で死柄木を救い上げ、とどめを指しきれずに分断されてしまう。

飯田は爆豪を抱え逃げようとするも「完全勝利しなきゃ」と爆豪。飯田曰く爆豪は内臓をやられている。

エンデヴァーは片方の肺が潰れ、マキア、さらには連合相手にどう勝利すべきか…その道は険しくともNo1としてなんとでもやり遂げる決意をする。

そこに荼毘がひょっこり顔をだす。

「おーういたいた 焦凍もいんのかコリャいいや!」

呼び捨てにされた焦凍、エンデヴァーは敵意を向ける、しかし彼は唐突に名前を語り出す。

「そんな名前で呼ばないでよ 燈矢って立派な名前があるんだから」

染めていた黒髪を落とすとそこには母譲りの白髪、まさしく轟燈矢本人だった。

地上波では燈矢の身の上話を語ったVTRが流れる。

罪なき人を30人以上殺した、その訳をいまから話す

父・エンデヴァーの理想のためだけに生まれた息子

しかし失敗作だったらしく、いつのまにか見捨てられ存在理由が分からなくなった。

荼毘もとい燈矢は「どうしたらお前が苦しむか人生を踏みにじれるかずっと考えていた!」と

最初は人形である焦凍が完成したら殺そうと思っていた、しかしまもなくNo.1になったお前を幸せにしてやりたくなった!

九州では死んじまわねぇか肝を冷やした!No1の重圧は重かったろ!?世間からの称賛の声に心が洗われただろう!?子供たちと向き合う時間は家族の絆を感じさせただろう!?未来に目を向けることが正しいことだと思っただろう!?

知らねえようだから教えてやる!!

過去は消えない

さぁ一緒に落ちよう轟炎司!!俺と地獄で踊ろうぜ!!

荼毘は父への復讐の為、積み重ねてきたものを全てぶちまけた…

空にはジーニストが乗っている飛行機が…次回に続く。

荼毘の正体

荼毘の正体はやはり轟燈矢でした。

【ヒロアカ】荼毘が轟燈矢と言われる3つの理由。エンデヴァーとのつながりは?ヒロアカのヴィラン連合でもっともクールな雰囲気の「荼毘」。 顔に火傷のような傷跡があり痛々しい外見をしていますが、中身は非常に冷静なヴ...

伏線は分かりやすかったものの、復讐にかける執念がえげつないものでした。

長男である燈矢は失敗作だとわかった瞬間辛かったでしょう。あの夏雄に泣いてすがっていたと自白したことはかなり心を痛ませます。

夏雄が頑なにエンデヴァーを嫌う理由もこれではっきり。要は悲しむ燈矢兄を支える一番身近な理解者だったのでしょう。

そして燈矢はエンデヴァーだけでなく、焦凍に対しても怨念が強いようです。

兄からすれば優秀な弟は自身を貶める存在として目障りでしょう。林間合宿の時「哀しいなぁ 轟焦凍」と皮肉ったセリフがつながってきますね。

「エンデヴァーの人形として育った人生、お前って哀れだなぁ」そういうセリフにとれるでしょう。

また、ヴィラン連合の中で仲間意識が一番低かった訳ですが、目的が「父への復讐」でありそれさえ達成できればなんともないというスタンスが感じられます。

ヴィラン連合に入れば、ヒーローの父と対極の位置につけて貶める材料にもなりますからね…

身内であれば気づけてた?

燈矢は「顔は変わったが、身内なら気付いてくれると思った」と言っています。

確かに燈矢は長男で一番成長した姿を見られているはずです。夏雄が大学生ですから、燈矢は19~20歳あたりでしょう。

死んだとされるのが遺影からして8,9歳くらい?(焦凍が修行に明け暮れてた時、5歳だと仮定)

つまり月日にして12年ほどは空いて再会したということになります。おまけに髪が黒く、顔を継ぎはぎが多いため気付くのは難しいでしょう。

ただ、母である轟冷は画面に映った瞬間に荼毘を燈矢だと認識したのかもしれません。

母・轟冷の心境

エンデヴァーのDVから着実に治療を続けていた矢先にショックな出来事。

実の子が生きていたことは嬉しいでしょうが、ヴィランとなり生まれ変わってしまったとなっては非常に痛ましいことです。

もとよりエンデヴァーを憎んでいた冷が再びその気持ちを芽生えさせてしまうきっかけとなり得ます。

冷は焦凍と同じように燈矢のことを慰め守ってあげていたのでしょう、大切な我が子がヴィランになるきっかけが父の影響とはかなり残酷です。

今後冷はどのような感情になってしまうのか?

・長年かけて収まっていた父へ憎しみが再発、再び精神を病んでしまう。

・ヴィランになろうと燈矢は息子、ヒーローであるエンデヴァーと焦凍に取り戻してほしいと懇願

どちらに転ぶかは未知数ですが、個人的にはNo1として更生し始めているエンデヴァーを認め、鬱を乗り切った冷の姿を見たいです。

次回

次回はヴィラン連合vsヒーロー達。

普通に考えればヒーローサイドは圧倒的に不利です、そして荼毘から見れば父を虐殺できるまたとないチャンス。

しかし、最後のコマでジーニストが乗っている飛行機が近づいていることもわかります。ということで、

・ヴィラン連合が総出でヒーローサイドにトドメを刺そうとするが、ジーニスト乱入。均衡状態となり、マキアら死柄木を連れて逃走。

と言ったところでしょうか。

来週もまた楽しみです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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