【伏線・考察】

ヒロアカ映画【ヒーローズ・ライジング】は前作を超える最高の映画!ネタバレ感想レビュー

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE HEROSE:RISING(ヒーローズ・ライジング)」が12月20日に公開されました!

ちょっと遅れちゃいましたがとりあえず見た感じの感想をざっと書いていきたいと思います。

No.2ヒーローホークスがアニメよりも先だって登場する、個性を9つもつヴィラン「ナイン」、1年A組の活躍など盛りだくさんなのでネタバレ注意です!

あらすじ

映画ヒロアカ「ヒーローズ・ライジング」のあらすじを簡単に紹介します。

出久たち雄英高校ヒーロー科1年A組の面々は、引退したNo.1ヒーロー・オールマイトの後を継ぐ“次世代のヒーロー育成プロジェクト”の一環として、クラス全員で期間限定の校外ヒーロー活動のために日本のはるか南に位置する離島・那歩島(なぶとう)を訪れていた。

そんな中、突如謎の敵<ヴィラン>たちが那歩島に襲来、次々と島の施設を破壊していく。それを指揮するのは、「ナイン」。出久、爆豪ら1年A組のメンバーは力を合わせて敵<ヴィラン>に立ち向かうが、ナインの圧倒的な“個性”と力は想像を遥かに超えるものだった。
なぜ、ナインたちは那歩島を襲撃したのか?そして、出久たち1年A組の“ニューヒーロー”たちは、果たして最凶の敵<ヴィラン>から活真と真幌、そして島の人々を守ることができるのか―!?

引用:僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ・ライジング公式サイト

こんな感じです。要約すると、

・時系列は原作「超常解放戦線発足後」(26巻あたり)

・1年A組は九州外れの離島「那歩島(なぶとう)」でヒーロー活動

・「ナイン」たちは細胞活性化の個性を求め「那歩島(なぶとう)」へ

・ナインら那歩島襲撃、それを防ぐ1年A組

てな感じで、那歩島を学生の1年A組だけで守り切れるのか?という感じのストーリーですね!

ストーリーを細分化すると

・ヴィラン連合vsヒーローのカーチェイス

・1年A組、那歩島でのヒーロー活動

・真幌(まほろ)と活真(かつま)の出会い

・「ナイン」ら島襲撃、1年A組との戦闘

・離島で「ナイン」らを1年A組が総出で迎え撃つ

こんな感じですね。

ヒーローズ・ライジング感想!ネタバレ注意!

まずは全体的な感想から…

私的に今回の映画は「1年A組の泥臭さ、ヒーローらしさが輝いた作品」だと感じました!

これに関しては劇場限定本「Vol.R」で堀越先生も言っているのですが…

というのもこの時系列では「オールマイトがいない」社会なわけです。

「絶対的なヒーローがいない中、またプロヒーローもいない」状況でピンチを乗り切らなければならない1年A組。

圧倒的なヴィランを目の前に「学生である彼らができること」を一人一人が精一杯体現し、島民たちを守った!ということが印象強かったです。

前回の映画「2人のヒーロー」では「デクとオールマイトの共闘」でしたが、今回は「1年A組の全員が主役」のような感じです。

この映画ですごくいいなと思ったのが

・ぼろぼろになりながらもあきらめない1年A組

・戦闘だけじゃなく救助も抜かりなく行う姿勢

・真幌(まほろ)と活真(かつま)の成長

・デクと爆豪の共闘

・ナインらの信念

泥臭く戦う1年A組たち、中心人物のデクと爆豪の共闘、真幌と活真の成長、ヴィラン側の信念、どれもが見どころがありました。

デクと爆豪の共闘の際、デクがワンフォーオールを爆豪に渡すシーンも、まるで最終回のような盛り上がり。

迷いなく差し出したデク、それを躊躇しながらも「勝つために」手を差し伸べた爆豪、この二人の共闘はとても胸が熱くなりました!

二人のワンフォーオール、それでやっとこさ倒せたヴィランですから、相当強力な相手だったでしょう。

とまあ私はとても満足しました!!!!

今度はシーン別や人物別に感想をまとめてみました。

ヴィラン連合vsヒーローのカーチェイス

開幕いきなりヴィラン連合とのカーチェイス!作画も迫力ありました!

まさかの「スピナー・井口秀一」が登場するとは思いませんでした(笑)

あの山道をグラセフのスキルで切り抜けるスピナーはまじですげえ。

対するヒーロー側はロックロックだけ確認できたかな?

最後にエンデヴァーが一掃するのはさすがNo.1ヒーローって感じ。

アニメよりも先にホークスが登場したからアニメ派の人は何が何やらで混乱したでしょうね!

1年A組、那歩島でのヒーロー活動

1年A組のヒーロー活動!

ナンパを助けた峰田だが、尾白に取られてしまうあたり峰田っぽくていいですね。いつもどおり

迷子の案内や畑仕事の手伝い、ぎっくり腰の老人を助けるなど超献身的な1年A組の面々!

飯田おばあちゃん抱えたまま走るの早すぎるだろ!おばあちゃん耐えられるのか…

砂糖とか本編であまり触れられていなかったから、焦点当てられたのも結構よかったですね!ヴィランとの戦闘にも参加して久しぶりに戦闘シーンが見れた感じ。

葉隠はここにきても全裸なのか…場所的にはあったかいだろうけど、彼女のコスチュームの秘密が知りたいですね。

とにかくみんなヒーローやっててみてて楽しかったですね!

悪役「ナイン」とその仲間たち

ナインは氏子さんの改造手術によって個性複数持ちになったみたいだけど

・爪からレーザ
・シールド
・天候変化
・背中から青龍(空遊咬鮫獣:サメラ)
・細胞活性化(A型:真幌・活真の父親)
・個性サーチ
・個性を奪う個性
・空
・空

こんな感じかな?結局メインで使っているのは4つで、あとは補助タイプ的な。

個人的にはナインの過去をもうちょっと掘り下げてほしかったかな。仲間のスライスやキメラ、マミーが結託している理由もあれば戦いに味がもっとでたのかも。

スライスは美人枠だけど、ナインをとても心配そうにしているのが好感もてますね。最後の芦戸に髪溶かされたのはショックだろうな…

キメラは個人的に一番好きかもしれない!障子に「昔相当いじめられただろ?」とかゆさぶりつつ同情も感じられたり、何よりパワー系なのが爽快感がある。口調も余裕ある感じがたまらんのう

マミーは爆豪おこらせちゃったからしゃーない。強い個性だけど、相性が悪かったかな。

真幌と活真

姉弟として出てきた二人ですが、最初は姉の真幌はヒーローが嫌い、活真はヒーローを尊敬、と対極的な考えの二人。

ですが、デクや爆豪を見て真幌は見方が変わっていき、最後はヒーロー嫌いという考えは変わったように思えます。

ナインに真幌を人質に取られたとき、活真は「自らを省みずに立ち向かい」、真幌は「弟を逃がすために自分を犠牲にする覚悟」をそれぞれ見せました。

活真はかつての「デク」と同じヒーローになれる本質をもっていると感じ取ったのでしょう、デクは「君はヒーローになれる」という言葉をかけたのは納得です。

真幌はヒーロー嫌いでも「弟を守れる」立派なヒーローです。

この姉弟は固い絆があり、とても美しいものでした。ここも見どころの一つですね!

最終決戦:デクと爆豪の共闘

最終決戦は離島に誘い込み、分断させそれぞれ討つという感じが1年A組が持てる戦力を叩き込んで勝利する貪欲さが感じられてとても見ごたえありましたね!

Vol.Rに書いてあった通り、「一人一人がプルスウルトラ」するシーンが多くあり、ぼろぼろになりながらも最後まで食らいついていく必死さがヒーローそのものを体現していました。

青山も本編じゃあまり戦わないのに、初手ぶっ放したり追撃したりなかなかやるじゃない!

「ダメだった時に退路を確保する」という決断も「1年A組が最悪の事態を考え、島民を守りぬく」という決意が感じられてすごくよかったです。

最後、ワンフォーオール100%でも歯が立たなかったナインを倒すため、デクが爆豪に個性を譲渡する決断をし、それを実行する二人。

このシーンはかなり熱かったですね!!

Vol.Rで堀越先生が言っていたように「最終回で考えていたひとつのパターン」というように、かなり衝撃的な展開でした。

受け取ったとき「どうなるんだろう、ここでヒロアカ終了?(笑)」みたいなこと思いましたが、そんなことないですよね。

ワンフォーオール爆豪がかっこよくて、もう。髪型とか更生したヤンキーだよもう。

ここはぜひ劇場で楽しんでほしいシーンの一つだなって思います。

余計なセリフがなく、音楽も「デクの夢の終わり」を感じさせるものだったし、「ナイン」の強さも引き立っており、最高にいいシーンでした。

おまけ

私の推しの「トゥワイス」が一瞬出たことに感激!セリフもわずかだったけど、映画出演おめでとう!

トガちゃんも一瞬出たけど、一瞬でもかわいい。ダッフルコートでフルカラーのトガちゃんかわいいかったよ!

ヒーローズ・ライジングで出た謎や今後の伏線

さて、ヒーローズ・ライジングには原作につながる謎や伏線がまた出てきたんですね。

これを独自にまとめてみると

・雄英高校「謎の教師」が出現

・オールマイトも知らない「ワンフォーオールの秘密」

・障子の過去

・ナイン以外の3人の行方

・活真の将来(雄英高校入学フラグ)

・葉隠が唯一目立たなかった?

こんな感じですね。

原作につながるであろう謎や伏線。

特に「雄英高校謎の教師」については別記事でじっくり煮詰めたいとおもっています!

まとめ

今回の映画は前回のと違って1年A組の活躍がたっぷり詰まった内容となっています。

強敵に立ち向かう見習いヒーローの泥臭さ、かっこよさがかなり光ってます!

やっぱりヒロアカっていいな!って再認識しました!だって王道パターンて最高じゃない。

見るかどうか迷っている方…私は断然見ることをお勧めしますよ!

というわけで劇場版ヒロアカ第2弾「ヒーローズ・ライジング」の感想でした!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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